幸せの権利 命の選択
先日、「たけしの日本教育白書」と言う特番をやっていました。
イギリスの哲学者:Philppa Foot(フリッパ・フット)が40年以上前に考案し、最近、再び脳神経倫理学の世界で注目されている「トロッコ問題」
Q:ブレーキが壊れたトロッコが猛スピードで走っています。
その先には、5人の作業員がいます。
大変!このままでは5人が跳ねられてしまいます。
あなたが立っているのは、引込み線のすぐそば。
もしあなたが自らの手でポイントを切り替えれば5人は助かります。
しかし、切り替えたその先にも1人の作業員がいます。
この時、選択肢は2つ。
何もしないで5人を犠牲にするか、ポイントを切り替えて一人を犠牲にするか?
こんな問題を子供に尋ねられたら、あなたはどう教えますか?
そんな正解の無い大きなテーマからこの番組はスタートしました。
そして今日、私は2本の映画を見ました。
1本目は「ミッドナイト・イーグル」
「ミッドナイト・イーグル」に関しては、命のことについてテーマになっている話で、上記「トロッコ問題」に類似した内容でした。
主題歌はBank Bandの「はるまついぶき」です。
2本目は「自虐の詩」
「自虐の詩」は、「幸せ」に関するテーマでした。
主題歌は安藤裕子さんの「海原の月」です。
私は仕事柄、「命の現場」に居合わせる者でした。
それと同時に「幸せ」についても深く考えさせられるものでもありました。
必ず病気に侵されたものは「どうして私が?」と泣き喚いたり、怒りの矛先も分からず荒れ狂ったり、世界中の不幸を一手に背負ってしまったように、自分の幸せのあり方に付いて問い詰めてゆきます。
そして、最期を迎えるとき。
手を尽くしたにも関わらず、もっと何かできたのかもしれない・・・とそれぞれ医師は苦悩する。
私は後者であって、1年前は前者にもなった。
私はどんなリアクションを取ったのだろうか・・・
ただ、毎日上の空であったことは間違いないと思う。
意味も無く何かにせかされるような気持ちになって、限られた時間の無さを痛感してみたり。
そうかと思えば「今更・・・」と突然何もしなくなってしまったり。
でも「人前ではちゃんとしていなければ!」
この気持ちだけは、忘れることも乱れることも無かった。
そんな日からまもなく1年になろうとしています。
この1年は、今までの人生の中でも、内容の濃い1年でした。
もう、この1年を最後に、これからは穏やかな生活を送って行きたいと思っている今日この頃。
人の命の価値、生きる権利。
幸せの形、幸福になる権利。
それは、一人でできるものではありません。
生きるもの、全てが優しく思いやりを持って心掛けて行く必要があるのだと信じています。
まだこの上記2作品を見ていない方は、ぜひご覧になってみてください。
年頃のお子様の居るご家庭や、人との関わりがうまくできていないような方は「自虐の詩」が特にお勧めです。笑って心温まり泣ける作品です。
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